メンタルの限界(40代・管理職)

自分のこれまでと、これからを残す

自分の頑固さ(融通がきかないこと)について

昨日・一昨日と焦りを感じていた。これはこれで人間らしい感情を持てたのでは、と今日は俯瞰して見ることができる。

 

その焦りの実態は『自分はこうありたい』と『今自分が評価している自分』との差。

『今は頑張らなくてもいいかなぁ』『力を抜こうっ』てことで落ち着いた。

 

 

今日は朝から、喫茶店に一人で行き、

伊藤順康さんの『自己改革の心理学論理療法入門』を読んだ。

その本の中で書かれていたのは『ABCDE理論』『論理療法』。心理療法家アルバート・エリス(Albert Ellis)によって1955年頃に創始された心理療法の一つとのこと。

 

 

■本からの引用

A 出来事

B 考え方・受け取り方(信念・信条)

C 感情

D 考え方・受け取り方に対して反論

E 効果(次のアクション)

 

出来事そのものが悩みを生むのではなく、出来事をどう受け取るか、その受け取り方によって悩みは生ずるのである。つまりAがCを生むのではなく、BがCを生むのである。Aに変化がなくとも、Bが変わればCが変わるのである。このBを変えていこうというのが論理療法の中心である。ただし、新しいBの変化だけを強調しすぎると、環境に屈服する従属主義、受け身主義に陥る危険があるからAを変えることが可能であるならば、Aに働きかけてこれを変えていくことも当然視野におかねばならない。

 

 

■今後やっても良いと思える思考術

 

①他者から受けた言葉を自分でどのように考えたか、どのように受け取ったかを、言葉に書き出し輪郭をはっきりさせる

 

②それによりどのような感情になったのかを言葉に書き出し輪郭をはっきりさせる

 

③上記のありのままに出した2つの事柄に対して向き合う

 

④人間は誰でも生存と、一定の幸福と、苦痛の回避を望んでいるという前提から出発し、自分が形成してきた考え方・受け取り方(信念・信条)が、自分の心の乱れになっていないかを反論する

 

⑤そのままの信念・信条で良いとするか、新しい信念・信条を考えて取り入れるか、を自分で選択する

 

⑥自分らしい表情豊かな感情を持ち、その信念・信条・感情を持って他者とコミュニケーション行う

 

 

 

■AC(アダルトチルドレン)っぽい考え方により出来た(だけじゃないかも)今の自分の性質・性格

 

人当たりの良さ

真面目さ

一生懸命さ

甘え下手

過保護にしてしまう

頑固さ(融通がきかない)

 

 

■頑固さ(融通がきかない)についての考察

今まで、人からのアドバイスを聞く姿勢はあったものの、何故か素直に取り入れられなかった。今まで自分の信念・信条であまりつまずくことはなかったことと、さらに言うと実績も残してきたという自負心があったようだ。

 

幼少から人に相談できず人に頼れず、自分で物事を決めていた癖があった。自分にとってイレギュラーな事態に直面することを極度に嫌い、その事態に対応することをストレスと感じていた。自分の考えにないものはできるだけ排除し、自分で決めたルール・方法・考え方を作って安心していたようだ。

 

他の信念・信条を取り入れてこず、頑固さを身につけたのだといえる。『そのほうが自分を楽にできる』との偏った捉え方をしてたようだ。

 

休職に追い込んだのはその考え方であり、その考え方で辛くなっているのだとすれば、新しい考え方、捉え方(信念・信条)を取捨選択の中で取り入れたほうが幸せになるのでは。生きていく上で、自分が変化できるほうが幸せになるのでは、と感じはじめている。新しい刺激を楽しむ余裕を持って生きていきたい。変化できたという自信は、毎日のロールプレイングを積み重ねることで得られそうだ。

 

『信念・信条』と『自分の性質、性格』を併せて考察できれば、

自分の武器が明確になりそうな気がする。