図解 自分の気持ちをきちんと伝える技術〜人間関係がラクなる自己カウンセリングのススメ〜 平木典子さん 〜自分メモ〜
図解 自分の気持ちをきちんと伝える技術〜人間関係がラクなる自己カウンセリングのススメ〜 平木典子さん 〜自分メモ〜
自分を上手に表現しよう
コミュニケーションの中での誤解やズレは当たり前と考える。相手の中で何が起こるかは、相手の自由であることを前提とする。
アサーションは私たちが望む自己表現とコミュニケーション、そして人間関係の鍵といえる。
自己表現の3つのタイプ
・自分優先
・他者優先
・自分のことをまず考え他者も配慮
優先されてばかりいると、あなたに対して、従わせてしまったという最悪感や苛立ちを感じるかもしれない。
アサーションには、歩み寄りの精神があり、お互いを大切にしあったと言う気持ちが残る。
コミニケーションがお互いの意見が葛藤を起こすこともあり得ると考える。
例えばあなたは次のような考えを持っていませんか
物分りの良い人が好かれる
愚痴をこぼしてはならない
大人も子供よりも偉い
負ける事は良くない
人を傷つけてはならない
自分を外的な基準でコントロールしている
アサーションのスキルは、ゴルフやピアノと同じように訓練すれば身に付く。
自分の気持ちや考えをとらえるために、私は主語をつけて文章を言う練習をする。
誰もが自己表現する権利をもっている
非主張的な人は、断ることはよくない、迷惑をかけてはならない、相手の気分を害してはならないと、自分で決め込んでいます。逆に攻撃的な人は、やっていいに決まっていると、これもまた自分本位の思い込みで、相手を押さえます。こちらも知らぬ間に、自他のアサーションの権利を侵している。
私たちの日常には小さな葛藤や揉め事は当たり前であり、お互いに一致することの方が少ないこと、だからお互いの希望を述べあう権利を大切にし、相互の確認をして歩み寄ろうとする感覚が必要です。
神ならぬ人間は完璧ではありえないので失敗してもいい。そしてそのことに責任を持っても良い。
アサーションして良いとなるとついアサーションしなければならないに、なってしまう人がいます。しかしアサーティブにしないことも選べるのです。
思い込みをなくすと生きやすい。
人に好かれるにこした事はないが、必ず好かれるとは限らない。
やりたいことをやり、できたことを喜ぶ心をもとう。できることをしてそれを受け止める。
人を傷つけないことにこした事は無いけれども、傷つけることもあり得ると覚悟する。
自分を知らせないで人と仲良くなったりすることはない。自分をオープンにしてみよう。
提案には賛成も反対もあることを覚悟し、対応を準備することで気持ちにゆとりができ、言動の幅が広がる。
余分な音が多すぎたり、変な前置きをするとアサーティブに聞こえなくなる。
例えば、私が間違っているかもしれませんがとか、気にしないで欲しいのですがとか、大した事では無いのですが、など。
感情は自分のもの、だから自分の責任で表現していい。
人の価値観はいろいろ。だから知ってみようという気持ちになれる。自分を知るということ。自分の考えが当たり前を疑ってみる。