メンタルの限界(40代・管理職)

自分のこれまでと、これからを残す

束の間の安心感 90歳のランナー守田満さん

『自分が存在することが許されていたと感じていたのに』、『涙が溢れるくらいに安心感を感じていたのに』『これからの期待感を自分自身で感じていたのに』

 

束の間の安心感で終わったのかな?と残念な気落ちで一日が始まった。

 

若いころより痔になりやすく、最近また腫れがあった。ネットで調べて信頼がありそうな肛門科に検査に行く。診断は痔ろう。一旦腫れの中にある膿を切開で取り除き、その後経過を見て痔ろう根治手術を行い16日間の入院で完治させるとのこと。

 

16日間? なぜそんな時間がかかるの?休職の期間に、ゆったりと遊ぶことをチャレンジしたい、適正な心の状態を作りたいって思っていたのに、入院でその時間が取られることに、悶々としてしまった。

(妻は、『普通の人が感じている”休みたい””ダラダラしたい””遊びたい”という気持ち。感情のフタが開いているんじゃないの?良い心持ちだね』って言ってましたが)

 

一旦切開してもらってその後、医師と相談してその病院で手術をするか、短期で手術がでいる他の病院で手術するかを考えようと思った。

 

 

そんなもやもやした気持ちで郊外にあるスーパー銭湯に向かう。風呂上がりにたまたまついていたテレビチャンネルに、おばあちゃんが走っている姿が。皆、興味を持って見ていた。

 

■90歳のランナー守田満さん

 

番組は、テレビ朝日系列 報道ステーション。タイトルは『世界一速いおばあちゃん 90歳!驚きのトレーニング』。

走っていたのは、熊本県八代市にお住まい、大正12年生まれの守田満(もりたみつ)さん90歳。

 

番組では、トレーニングメニューの紹介、どんな食事をとっているのかの紹介、晩酌されていることや、物を大事にされている紹介など。

 

守田満さんは、学生時代卓球や水泳をされていたようですが、陸上に出会われたのが、なんと69歳の時。町内の運動会での活躍がきっかけで、マスターズ大会出場を進められたようです。

 

・マスターズ70歳〜74歳クラスで初レースで100M日本新記録

・80歳以上200M、

・85歳以上100M・200M、

・90歳〜94歳クラス100M・200Mの世界新記録!本当にすごいです!

 

守田満さんの一番の応援者であったご主人は他界されていて、寂しい思いを

『あの世で応援してもらうからいいって切り替えました』『応援してくれているから記録を頑張らなければいけない』って。

 

爽やかで明るい満さんを応援したいなって。私も元気もらいました。

満さんは、『走るのは、楽しみです』『これで記録が出たらもっともっと楽しい』って。私もそんな言葉が自ら出てくるとうれしいな。

 

束の間の安心感で終わったのかな?って今日思ったけど、そのことも気持ち和らぐ守田満さんでした。